言語的障壁こそ日本がグローバルビジネスを推し進められない理由です

言語的障壁こそ日本がグローバルビジネスを推し進められない理由です

30年前は世界のトップを日本企業が牛耳っていた時期もありました。いわゆる日本のガリバー企業は世界でも有名なブランドだったのです。しかし、今やそれらの日本企業も世界的に見てはそれほど力を見ない企業になってしまいました。それはインターネットの時代だからです。インターネット産業において、日本は諸外国よりもかなり遅れていると言えるでしょう。日本国内で展開している画期的なビジネスの大半は既に外国では一般的なものなのです。

日本企業も数年前から積極的に海外展開をしておりますが、やはりなかなかうまく進まない背景には言語問題があるといえます。日本人は総じて英語によるコミュニケーション能力が低いといえます。日本では受験で英語を使うことはあっても、諸外国のように第二・第三外国語として幼少期からトレーニングをされていません。つまり、日本は世界的にも英語でコミュニケーションを取ることがへたくそな民族なのです。

会議をする男女4人

自分の考えや意見を英語で伝えることが苦手なので、ビジネスの場面でも積極的に話せなくなってしまいます。結果としてはビジネス的な信用も失うことに繋がってしまうのです。今や、英語での商談はビジネスの場面においては避けて通れないことなのです。そのような中、英語学習以上に高まっているのが会議などでの通訳サービスになります。通訳のスペシャリストにもなると、同時通訳や逐次通訳をまるで翻訳機のようにうまく行ってくれます。本当の機会ならばうまく行かないイントネーションの強弱による感情表現も、場面の展開を読んで上手く行ってくれるのがプロの通訳です。日本にもこちらの吉香という通訳派遣サービスのように、いるところには実力ある通訳のプロがたくさんいます。これらを活用することで、また日本企業が世界に返り咲くことを期待したいものです。